チューダー相場が下降傾向。新品・中古価格が逆転??
まず、以下の画像をご覧ください。
~楽天でのチュードル 79030N検索結果~
2019.10.10現在
新品よりも中古が高いのはなぜ
新品の販売価格が中古よりも安く、差が大きいところでは10万以上差が開いています。
これらは同じ腕時計です。
なぜでしょう。
理由はチューダー熱の落ち着きと、時計市況?
要因はいくつか考えられます。
数カ月前の仕入れ・販売が高く、且つ当時の在庫がはけていないのではないでしょうか?
年初、日本にチューダーの正規店が設けられ話題となっていました。
そのため、並行品の卸しや新品販売も強気の価格だったのではないでしょうか。
しかしチューダーは流通量も多いことから“いつでも買える”、、となると、この熱は冷めていきます。
さらに昨今のブランド時計全体の市況冷え込みなどが影響し、以下のような流れがあったと考えられます。
新品の動き
- 日本で正規ができたことが話題となって販売・買取り価格が高騰
- 海外では大きな話題とはなっていない
- 海外に合わせた本来の価格に落ち着いたり、為替の急激な変化が要因して、並行の卸値が下降
- 並行品の新品販売価格が下がる★
中古の動き
- 時計ユーザーは、流通量が多く希少性がない時計の場合、すぐ買う必要が無い。
- 昨今のブランド時計全体の市況冷え込みなどが影響し、需要が縮小。
- 新品と、高く仕入れた中古品の価格が近づいていくことで、中古は売れにくくなり滞留する。
- 新品の値段が下がり、中古が売れない。含み損が大きくなり値引きを渋っている★
といったかんじでしょうか。
この差は、値引きでいずれ縮小していくと思われます。
しかし、ここまでの差はめずらしいです。
中古がコンスタントにはけていれば、ここまでの大きな開きはできません。
チュードル 人気が落ち着いたこと以上に、時計市況の活発さが弱まっていっているのではないかという印象をもちます。
ただ、本当の本当に数が少ない時計の相場は、それほど変わっていないのです。
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